教科書に載っていない組織病 |誰が悪い病

事業調査を行うとき現場の職員の方にヒアリングを行います。
会社の業績が悪い場合、何処の部署が悪い、誰が悪いという批判をよく耳にします。

これを私は「誰が悪い病」とよんでいます。
共通するのは他者を否定することで自らを正当化してPRしてきますし、本当に働いていると思います。
なぜこうした状況となるのでしょうか。

こうした場合、多くの場合は仕事の仕組みや、意思決定の仕組み、業務フロー、情報共有に問題があります。
また仕組みを作り変えたり全体を調整するマネジメント層がいなかったりします。
原因が解れば最善策は見つかります。

こうした会社にコンサルティングに入る時は、仕事の仕組み、業務フロー、情報共有のやり方を見直していきます。
貴社では「誰が悪い病」は発生していませんか。

コンサルタント 有馬 慎一郎